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第十二回 乳がん予防への意識と自己触診

第12回 乳がん予防への意識と自己触診

こんにちは、バスト美容家中村ひろ美です。 12回にわたり書かせていただいた美容コラムも今回が最終回となります。

私は15年近く、リラクゼーションサロンで女性の心と身体のケアに携わってきました。 女性のケアのための様々な手技・技法を学び深めたなかで、バストのケアが女性の心身に深く影響するものだと感じ、バストケアを深めたい想いを持ってバストケアサロンを立ち上げました。

バストのケアに取り組まれる目的は皆様それぞれですが、ケアを始めることで自分のバストに意識が向くようになり、普段意識していないバストの状態を知ることにも繋がっていくのです。 近年では乳がん予防への意識から、お胸への健康意識を持つ方も多いかと思いますが、実際に自分のバストの状態を知っている女性は少ないのではないかと感じています。

バストケアは病気の予防に直結はしませんが、私はバストのケアが『自分のバストの今を知る』きっかけでありたいと思っています。 これまでのコラムでもお伝えしたように、女性には毎月、そして一生において女性ホルモンのリズムに変化があります。 バストもその影響を大きく受けているため、ホルモンが変わればバストの状態も変わります。ホルモンの変化に伴うバストの変化を知ったうえで、自分のバストを知っていきましょう。

バストの状態をチェック!
自己触診は、その時期が大切です

ホルモンによって変わるバストの今を知ること

生理後から排卵までのエストロゲンの時期は、エストロゲンの作用により女性の心身が一番輝く時期。バストも女性らしく柔らかな状態になるので、乳がん予防の自己触診においてはこの時期に行うことが推奨されています。 設定する時期は、生理スタートから数えて10日後。生理が5日間であれば生理後5日目、1週間あれば3日目という計算になります。毎月同じ時期に行います。

排卵後のプロゲステロン期に入ってくると、ホルモンの特性によりバストにハリ感や痛み、また乳腺の一部活性化が起こりやすくなるため、自己触診には不向きな時期となります。 バストがとてもデリケートな時期になりますので、乳房内部を刺激するようなマッサージも避けることもバスト想いの選択の一つとなります。

毎月の生理がある年齢の女性は、自分のホルモンのリズムを把握したうえで、毎月同じ時期の自己触診を習慣にしていきましょう。 閉経後はホルモンの変動がないため、「毎月何日」と日にちを決めて自己触診を行います。

毎月の生理がなくなることで、外へ排泄する機会が減っていますので、それまで以上に、より意識的にデトックスを行うようにしましょう。心地よい運動や温泉旅行を趣味にされるのもいいかもしれませんね。 自己触診の行い方は、ネットで検索することもできますし、病院などでリーフレットが置かれているところもありますので参考にされてみてください。

自己触診を習慣にする中で、何か気になることがある場合は必ずお医者様に相談しましょう。また、自己判断では分からないこともありますので、定期的な検診も安心のための選択肢として必要なことになります。乳がんやお胸のトラブルは自分で見つけやすいと言われていますが、それも定期的なセルフチェックの習慣があってこそのもの。これからのために習慣にしていくことをお勧めします。

変化のある女性だからこそ心地良い選択肢を持つ

ホルモンによって変わるバストの今を知ること

これまでお伝えしてきたように、女性のバストや身体・心には、変化があります。変化があるからこそ、いつも完璧ではいられないのが女というもの。 ダメな時・上手くいかないと感じる時・心が揺らぐ時があってもいいと思うのです。

でもそんな時、安心できるお守りのような物や事の選択肢が出来ることで、女性の毎日は快適なものへと変わります。私がシルクの良さを体感し、自分の生活に積極的に取り入れるようになってからまだ1年ほどですが、取り入れるようになってから、揺らぎやすい時期の心や、デリケートになりがちな時期の身体が、明らかに快適になっています。

そしてその選択が安心感となり、女性としての人生を楽しむ余裕にも繋がっていくのではないかとさえ今は感じています。 何歳になっても女性としての人生を楽しみ、女性に産まれて良かったと思える 【私のための、私想いの選択】をたくさんしてみてくださいね!

お読みくださり有難うございました。

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