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開発ストーリー

シルクブラジャー誕生物語

はじまりは、Made in 岡山のブラジャー

90年代、まだイーズクリエーションがなかったころ、E'sオリジナルシルクブラの原型となるブラジャーがありました。
女性たちによって開発された、Agatamodaという素敵なブラジャーで、それは、身に着けるだけで脇スッキリ!スタイルアップするブラジャーでした。

背中から脇肉のお肉をかき集めて、み~んなバストにしちゃうので、こんもりとお椀のようなバストができ、しかも、バランスが非常に良いので安定していて締め付け感がなく、一日中つけていても驚くほど楽!

さらに、美しいフランス製のレースを使って、まるでインポートランジェリーのような美しさで、とても評判がよかったのです。
しかし、ショップのオーナーさんたちは、なかなか取り扱ってくれませんでした。

「だって、Made in 岡山なんですもの」って。

「だって、Made in 岡山なんですもの」って

そのころブラジャーといえば、大手メーカーさんとインポートの高級ラインのブラジャーが主流でしたから、名もないMade in 岡山のブラジャーなんて、誰も相手にしてくれませんでした。でも、このつけ心地のよい美しいブラジャーを、一人でも多くの女性に使っていただきたい!その強い思いが、Webショップイーズクリエーションを始めるきっかけの一つになりました。

2000年11月、Webショップ
イーズクリエーションをオープン

まずは、一人でも多くの方に知っていただくために、ブラジャーの初めてさん福袋を作りました。福袋の中身はブラジャーと美しいランジェリーのセットで、原価無視のかなりリッチなものでした。しかも、サイズが合うまで送料無料で返品&お取替えができるようにしました。

今では普通になりつつある通販での返品無料のスタイルですが、当時はまだ珍しく、大変喜ばれました。また、サイズで迷っていらっしゃる方には、つけ比べ用に複数サイズをお送りしたり‥‥‥。そうしているうちに、徐々にお客様が増え、リピートして下さる方も増えてきました。

シルクブラジャーの誕生

シルクブラジャーの誕生

そんな折、スタッフから「ブラジャーを素肌につけるとかぶれるから、シルクキャミソールの上にブラジャーをつけている」と言われたのです。

驚くとともに、彼女の他にも同じように困っている女性たちがいらっしゃるのなら、その苦痛や不便さを少しでも軽くしてさし上げたい。そう思って肌に当たるカップの裏側部分にシルクを貼ったブラジャーを作りました。

もともとこのブラジャーは、カップ全体を覆っているパッドに通気性の良い不織布を使っており、 その上に通気性の良いシルクを貼ることで、真夏に汗だくになっても蒸れるなどの心配はありませんでした。

しかし、当時は、レースに合わせたカラーのシルクの素材を小ロットで集めるのが大変でした。また、シルクを扱って下さる工場さんを探すのに苦労もしました。たくさんの方々のご協力をいただいて、ようやく完成したのがE’sオリジナルシルクブラジャーです。

実際に販売してみると、たくさんのお客様から嬉しいメッセージをもらいました。

お客様から寄せられた声

私も昔30代の頃、一時期シルクの肌着を使っていました。
久しぶりにシルクを買いましたが、肌がしっとりして、違いを感じます。
すこし若返った気がします。

初めてシルクブラを注文しました。
肌心地がとても気持ち良くキュッと寄せてUPも期待通りでした。
シルクブラは今後も愛用したいです(*^^*)

シルク素材のブラは初めて購入しましたが、ほんとに肌に優しい感じがして、とてもお気に入りです!!
デザインも上品かつ可愛く、女の子なら絶対つけたくなるはずです♪

その後も、私たちはお寄せいただいたご意見やご要望に耳を傾け、今ではブラジャーだけでなく、キャミソールやタンクトップといったインナー、靴下やパジャマ、カーディガンなど幅広い製品をご用意しております。

シルクブラジャーを作るには高い技術力が必要

シルクブラジャーを作るには高い技術力が必要

シルクブラジャー作りには、デザイナーさんはもちろんですが、高い技術を持ったパタンナーさん、裁断と縫製の職人さんが必要となります。

パタンナーさんは、デザイナーさんや私たちの要望を、パターンに起こして形にしてくれる方です。優秀なパタンナーさんがいなければ、機能性に優れたブラジャーを作ることはできません。

実は、E'sオリジナルシルクブラジャーのパタンナーさんは、なんと!デザイン学校から一緒で、最初に就職したメーカーさんでも一緒に仕事をしていた同級生だったのです。とても優秀で後にチーフデザイナーまで上り詰めた彼女に、当時の私はいつも励まされていました。

その後、私は岡山に戻って結婚したこともあり、10年近く連絡をとっておらず、さらに二人とも名字が変わっていたため、ブラジャーの原型の時代からかかわってくれていたというのに、お互いしばらく気がつかなかったのです。ご縁とは本当に不思議なもので、必要になった時に再会するものなのですね。

いずれにしても、高い技術を持ったパタンナーさんを味方につけたE'sオリジナルは、よりいっそう機能性、デザイン性に富んだ商品を作ることができるようになりました。

そして、裁断と縫製をして下さる職人さんは、デザインとパターンに忠実に実際のシルクブラジャーを作って下さる方です。リピーターさんが多いE'sオリジナルシルクブラジャーですが、発売中止になるかもしれないと何度思ったかわかりません。いえ、実は今もそう思っています。

それは、シルクをたくさん使ったブラジャーは職人泣かせだからです。

シルクは裁断から大変で、さらにミリ単位の縫製はもっと大変。他の素材の何倍も神経を使います。
なぜなら、E'sオリジナルでよく使うシルクのニットは、つるつるしているので伝線しやすく、縫いづらいからです。また、針も細いものでないと穴が開いてそこから伝線してしまいますし、湿度によっては縮むこともあります。

日本国内にはブラジャーを作って下さる縫製メーカーさん、職人さんがどんどん少なくなり、しかも、手のかかるシルク商品を作って下さるところは本当に貴重な存在なのです。

みなさんに、いつまでもE'sオリジナルシルクブラジャーをお届けできるように、縫製工場さん、職人さんを大切にしていきたいと思っています。

そんな、たくさんの方の力があって作ることができるE'sオリジナルシルクブラジャーが、あなたの毎日の幸せに役立つことが何よりの喜びです。

これからも、お好みやライフスタイル、また時代とともに変わっていくお客様のご要望にスピーディにお応えできるよう努力をしてまいります。

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